カルカソンヌ
Carcassonne / Hans im Gluck社 / Klaus-Jurgen Wrede作
プレイ人数:2-5人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:30-45分
発売年 2000年
「願わくば、都市を閉じる最後の一辺を我に与え給え」
南フランスの要塞都市、カルカソンヌをモチ―フにしたボ―ドゲ―ムです。
プレイヤーは自分の番でタイルを1枚引き、中央にある先に置かれたタイルに隣接して置きながら地図を作っていきます。
得点方法は、都市か道か教会を「完成」させること。
もう一つは、ゲ―ム途中に草原部分に配下の駒を置いておき、ゲ―ムの最後に完成された都市が1つあるごとに得点、という方法。
どちらの得点方法も、もし敵の配下駒のほうの数が多かったら得点できません。
タイルを引いて、置く。完成を見越して、未完成の都市などに配下駒を置いて予約しておく。
シンプルです。ですが、これが悩ましい。
考える楽しさと運に翻弄される楽しさがぎゅっと詰まっています。
ゲ―ムが進むにつれ広がる大きな草原と
その中の都市や道の様子は
プレイ毎に変わり同じものが二度とないのも大きな魅力のひとつです。
実はカルカソンヌは、店主のマイファ―ストボ―ドゲ―ムなんです。
ボ―ドゲ―ムの「ボ」の字もよくわかっていなかった頃にとある人から教えて貰いました。
遊ぶ前の印象は「絵本みたいな優しい色合いとイラストがおしゃれだなあ」
遊んだ後は「今まで体験したことのない遊びだった!」
というものでした。
ボ―ドゲ―ムというと将棋やすごろくなど(そもそもそれらもボ―ドゲ―ムの枠に入ることさえ)しか知らなかったため、その未知の体験はいつまでも頭の中に残り続けることになりました。
それが10年くらい前のことです。
たった1つのボ―ドゲ―ムをきっかけに人生が変わりました。
その後どうしてこうしてこうなったのでしょう、本人が一番驚いています。
ただただ今はボ―ドゲ―ムの楽しさと可能性を1人でも多くの方にお伝えしたいと思って日々活動しておりますが…
お店を開くに至るまでのお話は、長くなりますのでいつかまた別の機会に…。
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